ブログで稼ぐにはブログ収益の仕組みを知らなければなりません。
仕組みがわからないと対応策もわからないからです。
ブログで稼ぐ方法には種類がたくさんあります。
初心者でも稼ぎやすいものや継続して稼げるものまでご紹介します。
- ブログ収入の仕組みが知りたい
- ブログで稼ぐ方法が知りたい
- 稼げるブログの特徴が知りたい
この記事ではこのような疑問が解決できます。
ブログ収入の仕組み

どうやってブログで収益を得るのか
ブログで収益を上げるには大きく分けると2種類あります。
- 広告収入
- Googleアドセンス広告、アフィリエイト広告、Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト
- 独自コンテンツの販売
- ノウハウ、書籍、サービス、物販
広告媒体には「テレビメディア」「新聞」「雑誌」「ラジオ」「インターネット」などがあります。
現在はこれまで多かったテレビメディア広告を抑えてYoutubeやブログなどのインターネット広告が増えてきました。
2020年のインターネット広告費は2兆2,290億円でした。
テレビメディア広告費は1兆5,386億円、新聞広告費3,688億円、雑誌広告費1,223億円、ラジオ広告費1,066億円でした。
参考:日本の広告費 -ナレッジ&データ -電通 -DENTSU
今後もインターネット広告の増加傾向は続くことが予想されています。
企業の広告費はテレビメディアよりインターネットに多く割かれるようになります。
Googleアドセンスや各種ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)と契約することにより広告を表示して収入を得ることができます。
詳しくは後述します。
次に独自コンテンツの販売です。
最近では「note」や「Brain」などを使って「ブログの始め方」や「稼ぎ方」などのノウハウを販売する人が増えています。
「note」や「Brain」は自分が持っている知識やノウハウを優良販売できるサイトです。
記事を書くようにコンテンツを作り、それを販売します。
誰でも手軽に始めることができて、売れたら手数料を支払うので金銭的な負担もなく始められます。
また「ココナラ」というサイトで自分の能力を売ることもできます。
「ココナラ」は個人のスキル(技術)を売り買いできるサイトです。
ブログやSNSで使用する似顔絵が欲しくても自分では描けない人も多いと思います。
「ココナラ」なら似顔絵を描いてくれる人がすぐに見つかります。
プロでなくても漫画や絵を描くことが好きな人なら「ココナラ」で稼ぐことができます。
ブログで集客して「note」「Brain」「ココナラ」などに流していくという方法もあります。
集客記事を作る
お金を稼ぐ場合、まずは集客しなければなりません。
ブログでもリアル店舗でも同じです。
ブログの場合、すべての記事に広告を貼っている人を見かけます。
実は非常に効率が悪いのでおすすめしません。
人はゴリ押しされると拒否反応を起こして購買意欲がなくなります。
ランディングページが広告だらけの記事だった場合、非常に不愉快で購買意欲は湧いてきません。
ランディングページとは、検索結果を経由してユーザーが最初にアクセスするページのことです。
集客記事はランディングページになることが多く、その記事に広告をベタ貼りすると印象が悪くなります。
そのため、集客記事と収益記事は分けたほうが購入される確率が上がります。
ユーザーファーストを徹底して疑問や悩みに的確に答えた記事の作成をします。
一般的に集客記事5~10:収益記事1の割合がいいとされています。
まずは集客のための記事を量産しましょう。
それにはしっかりとしたSEO対策が必要不可欠です。
SEO対策についてはこちらの記事で解説しています。
集客記事から収益記事へ流す
集客記事で十分集客ができたら、収益記事に流す作業が必要です。
内部リンクを使って上手に誘導しましょう。
集客記事で有益な情報が得られた後に収益記事を読んでいますから、成約率は上がるはずです。
物が売れるには信頼が重要です。
普段からユーザーの疑問や悩みが解決できる有益な情報を提供することで信頼を得ることができます。
得た信頼を持って収益記事に誘導してください。
稼げるブログの特徴

ペルソナの設定がしっかりしている
ペルソナとは主人公という意味です。
このブログを読む主人公は誰なのかしっかりと意識する必要があります。
誰に向けて書いているのかを常に意識することで書くべき方向を間違えることがなくなります。
例えば30代~50代の男性をペルソナとして設定したとします。
アフィリエイトで稼げそうな広告があったからといって、化粧品や女性専用のジムの記事を書いても意味がありません。
30代~50代の男性が好みそうなものを記事にしなければ読んでもらえません。
仮に化粧品の記事を女性が読んでくれたとしてもほかの記事は30代~50代の男性に向けた記事です。
女性にほかの記事を読んでもらえる可能性は限りなくゼロです。
記事内を回遊してもらうためにもペルソナをしっかりと設定してブログ全体がブレないようにしなければなりません。
ユーザーの疑問や悩みに答えている
ユーザーが検索エンジンで調べるのは疑問や悩みがあるときです。
ユーザーの疑問や悩みに答えることがアクセス数を上げる必須条件です。
疑問や悩みが書かれていない記事はSEO対策を万全にしたところで上位表示されることはありません。
簡単なことですが、ブログ初心者の場合はこの大前提が抜けていることが多いです。
アクセス数がある
アクセス数があるサイトかどうかはSEO対策がしっかしできているかどうかで判断することができます。
初心者ブログの場合、SEO対策が全くおこなわれず、ただ書きたいことを書いているということがあります。
記事のタイトルにはキーワードが入っていなければなりません。
キーワードは検索数が少なすぎてはいけません。
慣れれば当たり前のようにできることですが、SEO対策は慣れるまで時間がかかります。
早めに正しい知識を身につけて慣れるようにしてください。
継続できるジャンル選定
ブログを始める際に最重要なのがジャンル選びです。
先ほどのペルソナの設定がしっかりとできていればジャンルを間違えることもありません。
しかし、選んだジャンルがペルソナと合致していても、そもそも自分が経験していないことや興味がないジャンルは継続するのが難しくなります。
ブログは長期継続が必須です。
継続することが前提ですから、継続できそうなジャンルを選ばなければなりません。
自分が十分に経験してきたことや趣味だと言えるくらい興味があって好きなことを選ぶと継続しやすいです。
ジャンル選びは非常に悩むと思います。
時間がかかる作業ですが、ここを失敗すると取り返しがつきません。
時間をかけて熟考してください。
ブログで稼ぐ方法

Googleアドセンス広告
ブログで稼ぐ場合、初心者が一番稼ぎやすいのがアドセンス広告です。
クリックされただけで報酬が発生するため非常に稼ぎやすくなっています。
初心者が0⇒1を達成するにはアドセンス広告が一番早いです。
一番早く成果が出るのですが、一番稼ぎにくいのもアドセンス広告です。
アドセンスは自分で表示する広告を選ぶことができません。
そのため、集客記事や収益記事を量産することもできません。
広告を狙って集客できないため運任せになります。
アドセンス広告だけで5万~10万円稼ごうと思うと20万PV~30万PVは必要だと言われています。
月間20万PVもあるならアフィリエイトを使えばもっと稼げます。
PV数が少ない初心者の頃はアドセンス広告に頼って、PV数が上がってきたらアフィリエイトに切り替えるというのが一般的です。
切り替えの目安は月間1万PVを超えたあたりだと思います。
アフィリエイト広告
ブログで生計を立てられるほどの人は間違いなくアフィリエイト広告をメインにしています。
アドセンス広告だけで10万円以上稼げる人はそうそういません。
月間に30万PV以上のブログ運営者は少ないと思います。
月間1万~2万PVでもアフィリエイト広告をうまく使えば月10万円程度なら稼げます。
生活費を稼ぐならその倍以上のPV数が必要です。
アフィリエイト広告を利用するにはASPとの契約が必要です。
ASPにはオープンASPとクローズドASPの2種類あります。
オープンASPは誰でも申し込みができます。
オープンASPでもアカウント開設には審査がある場合があります。
しかし記事数が10以上あるブログなら問題なく審査に通ると思います。
おすすめのオープンASPについては別記事で解説しています。
クローズドASPは、ASPから直接ブログのお問い合わせなどで開設依頼が来た場合やASP利用者の紹介などがある場合に申し込めます。
私が利用しているクローズドASPは、ブログのお問い合わせから開設依頼が来ました。
ある程度上位表示される記事が増えてくるとクローズドASPから開設依頼が届くようになります。
一般的にクローズドASPのほうが高単価で条件がいい広告が多いです。
上位表示される記事を量産してクローズドASPの開設ができればさらに稼ぎやすくなります。
スーパーアフィリエイターと呼ばれる人たちは、例外なくクローズドASPで大きく稼いでいる人たちです。
Amazonアソシエイト
誰もがご存じの大手サイトAmazonの広告が扱えるサイトです。
Amazonアソシエイトはメリットが多く人気が高いです。
しかし審査が厳しくなかなか開設できないという人も多いです。
直接開設するのが難しい場合は「もしもアフィリエイト」経由での開設がおすすめです。
別記事で詳しく解説しています。
Amazonアソシエイトも初心者には稼ぎやすいです。
しかしGoogleアドセンス同様、単価が低く大きく稼ぐには向いていません。
ブログジャンルにもよりますが、アフィリエイトで成約するほうが高単価で稼ぎやすいです。
楽天アフィリエイト
楽天もAmazonと同じく大手サイトです。
日本での人気が高く認知度も高いです。
そのため、初心者ブロガーが稼ぎやすいのが特徴です。
Amazonアソシエイトと同様、単価が安いためどこかのタイミングでアフィリエイトに切り替えなければなりません。
独自コンテンツの販売
先ほどご説明した通り、「note」「Brain」「ココナラ」などで作ったコンテンツをブログで紹介して販売する方法です。
経験から得た「ノウハウ」や「スキル(技術)」を売ることができます。
「note」を無料公開してブログのように扱っている人もいます。
値段をつけることも無料に設定することもできるため非常に便利なサイトです。
あまりにコンテンツ(内容)が乏しい記事だと販売は難しいと思いますが、1万文字以上にもなれば売れる可能性はあります。
記事1つから販売できるため小銭稼ぎもできますし、コンテンツが充実した渾身の1記事で大きく稼ぐこともできます。
ブログやSNSを集客ツールとして利用することで独自コンテンツの販売ができます。
書籍出版
AmazonのKDP(Kindleセルフ出版)で簡単に作家デビューができます。
以前は出版社と契約しなければ本を出すなどできなかったと思います。
しかし現在は簡単に自費出版できます。
自費といっても実際にお金がかかるのは売れてからの話です。
出版自体は無料でできます。
売上に対して手数料が取られるだけです。
別記事でも解説しています。
先ほどの「note」は1万文字程度でよかったのですが、書籍となると最低2万文字以上は必要です。
一般の書籍の場合、10万文字以上が普通です。
それに比べれば5分の1程度ですが、それでもかなりの文字数です。
また手数料も高いため、「note」や「Brain」での販売のほうが有効だと思います。
ライター
クラウドソーシングサイトを使ってライターとして稼ぐこともできます。
クラウドソーシングとは、企業が不特定多数の人に業務を発注することができる仕組みのことです。
最近では企業だけでなく個人でも発注する人が増えています。
企業のブログや個人ブログの記事などを発注する人も多いです。
自分のブログを書くことによってSEO対策やWEBライティングの技術が身につくと思います。
その経験と知識を活かしてWEBライターとして稼ぐこともできます。
詳しくはフリーランスの記事で解説しています。
まずはクラウドソーシングサイトに登録して挑戦してみるのが一番です。
初めは低単価ですが、慣れてくれば稼げるようになります。
しかし、WEBライターは確実に収入が入ってくるという利点がありますが、ブログのように成果が積み上がるものではありません。
せっかく書いたSEO対策が万全の記事も他人に譲渡することになります。
本来なら自分のブログで資産になるはずのものです。
WEBライターも初心者におすすめと言えます。
自分のブログで稼げるという感覚がついてきたら、資産を増やすことに専念することをおすすめします。
まとめ:ブログ収入の仕組みがわかれば稼げる

ブログを利用して自動収入を得たいならアフィリエイトがおすすめです。
また独自コンテンツを作成して販売するのも大きく稼ぐことができます。
どちらにしてもブログで稼ぐ場合はしっかりと集客できなければなりません。
そのために必要なSEO対策の知識やWEBライティングの技術を身につけてください。
知識や技術が身につけば、そのノウハウをコンテンツ販売することもできます。
ブログで稼げるようになるには時間がかかります。
膨大な作業量が必要です。
しかし無駄なことはひとつもありません。
全てがつながっていてお金に換えることできます。
当サイトを隅々まで読むだけでもかなりの知識と技術が手に入るはずです。
正しい努力を継続してブログで稼ぐ方法を身につけましょう。
