【日本語教師歴10年】資格・給料・英語力など解説

【日本語教師歴10年】資格・給料・英語力など解説 職歴×転職
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私は10年間日本語教師として働いていました。

日本語教師メジャーな職業ではないため、知られていないことも多いと思います。

日本語教師資格給料など実際の経験からご紹介します。

特に給料が安いからやめたほうがいいというのをよく聞きます。

給料に関しては考え方次第高くも安くも感じると思います。

資格に関しては、今後ボランティア以外有資格者でなければ就業は難しいと思います。

英語力に関してはあるに越したことはないという程度で、日本国内であれば必要ないことが多いです。

詳しい仕事内容などをお話していきます。

日本語教育の現状

令和元年11月1日現在日本国内における日本語教育機関の数字です。

日本国内の日本語教育機関の数字

日本語学習者数:277,857

日本語教師数:46,411

機関・施設数:2,542

参考:日本語教育実態調査等 | 文化庁

日本語教師内訳は、ボランティア24,745人非常勤15,031人常勤6,635人でした。

全体の半数以上ボランティア53.3%)が占めており、給料をもらっている従事者46.7%です。

ボランティアで働く人は日本語教師の資格を持っていないことが多いです。

つい数年前までは日本語学校の非常勤でも資格がなくても教えることができました

しかし、2019年頃から国からの指導が厳しくなり、認定校では非常勤講師でも有資格者でなければ教えられなくなりました

日本語学習者の増加日本語教育機関や施設の増加に伴い、やっと法整備が見直され始めました

学習者や施設の増加に伴い、日本語教師の人数も毎年増えています

現在の日本語教師の資格国家資格ではありません

今後、「公認日本語教師」という名称で国家資格化される予定です。

日本語教師になるには

日本語教師の有資格者になるには3つ道があります。

日本語教師有資格者の条件

1.四大卒で日本語教育主専攻または副専攻修了者

2.日本語教育能力検定試験の合格者

3.四大卒かつ日本語教師養成講座420時間(文化庁認定)修了者

現在はこの3つのいずれかを満たしていれば有資格者と名乗れます。

国家資格ではないため、有資格者でなくても、日本語を教えることはできます。

実際に10年前は、認可校でも四大卒ではない養成講座修了者を雇っていました。

しかし2020年現在認可校では、有資格者以外は採用できません

厳しい指導が入っています。

私が所属していた日本語学校でも、2019年に無資格者は全員契約打ち切りとなりました。

無資格の日本語教師は、ボランティアなどでしか活躍できません

また、今後「公認日本語教師」という名称で国家資格化されるという話があります。

しかし、今回のコロナ禍で、話が進んでいないようです。

さらに文化庁も国家資格化に乗り気ではないという話まであります。

いずれにしても、国家資格化は、まだ先の話になりそうです。

ただ、現在日本語教師を目指している方は、注意が必要です。

今後四大卒の資格が必要になりそうです。

これまでは、2の日本語教育能力検定試験の合格者は、学歴不問でした。

しかし、国家資格となると、やはり大卒という要件が追加されそうです。

海外で働く場合でも、ビザ発給の要件として大卒が必須の国が多いです。

  

また、英語力については、国内では不問というところが多いです。

海外で働く場合は必須のところが多いです。

基本的に日本国内授業をする場合、世界各国の学生同じクラスで教えます。

母国語が違うため、日本語のみで授業をおこないます。

最近多いベトナムの学生は英語が話せない学生がほとんどです。

日本語教師になって良かったこと

異文化交流

日本語教師のメリットとしては、やはり海外の人との交流です。

外国人留学生との交流は本当に知らないこともたくさんあり、刺激的な毎日でした。

給料を貰いながら、異文化が知れる素晴らしい職業です。

様々な国の学生が集まるので、とても面白いです。

さらに、海外旅行に行ったときなど、現地に帰った学生が観光案内をしてくれたりもしました。

世界中に知り合いがいるというのはとても心強いです。

非常勤講師という働き方

私の場合、専任ではなく、非常勤講師として働いていたので、自分の時間も十分に取れました。

初めは、教案を書くので手一杯で、週3回しか授業がないのに、1週間自宅でも働き詰めでした。

教案というのは、授業を進める際の台本のようなものです。

最初は、これをしっかりと分単位で作っておかないと上手に授業ができません。

しかし半年もすればそれにも慣れ、だんだんと自分の時間が作れるようになりました。

その時間で副業などをおこなっていました。

非常勤の場合、他の学校との掛け持ちや、他業種との掛け持ちもOKの場合が多いです。

当然、副業もOKです。

授業がある時以外は基本、休みですので、海外旅行にも行けます。

皆さんが働いている時期にお休みがあるので、オフシーズンの格安料金で旅行できます。

知見を広げられた、いい10年でした。

さらに休みの融通も利きます。

日本語学校は四半期制が多いです。

3か月に1回クラス配置を変えるので、そのタイミングでコマ数を増やしたり減らしたりができます。

副業が忙しくなった時コマ数を減らしてもらったり、逆に暇な時増やしてもらうこともできます。

長期休暇が欲しい時などは、3か月間お休みさせてもらうこともできます。

先生の中には、海外で教えるために1年お休みをして、戻ってきた方もいました。

働き方が柔軟で融通が利くのもいいところだと思います。

普通の企業では、まずあり得ない考え方だと思います。

日本語教師の大変なこと

給料

日本語教師と聞くと給料が安いと思う人が多いでしょうか。

最初はそうです。

東京都での例です。

専任月給18~25万円程度のところが多いです。

経験者は多少色が付くと思いますが、大体この程度が多いです。

教務主任副校長校長になってようやく30~35万円といったところです。

  

非常勤1コマ(45分×4)6,800円からが多いです。

これを初任の場合、週2~3コマ程度任されます。

週13,600~20,400円程度、月に7~8万円前後です。

さらに授業がある時だけですので、休み期間中は無給です。

休み期間もあわせると、週3コマの場合、月給の平均は6万円前後だと思います。

非常勤で食べていくには、昇給が絶対です。

きちんと昇給がある学校を選びましょう。

そのほか、非常勤でも社会保険に加入できるところや各種手当が充実しているところがあるので、必ず確認するようにしてください。

  

ちなみに私の場合(非常勤講師)給料モデルをご紹介します。

10年同じ学校で働き、昇給した後の給料です。

非常勤としての年収約300万円でした。

授業給以外に各種手当すべて含まれた総支給です。

週3日午前午後通し勤務で教えていました。

週6コマです。

年間の授業数が平均220コマ程度でした。

出勤日数が、授業やイベント、職員会議なども含め、平均で年間120日程度でした。

年間休日245日程度ありました。

普通の会社員の場合は、休日が年120日程度で出勤日数が245日程度だと思います。

実際、私が別の業種で働いていたときは、年間休日は120日もなかったです。

普通の会社員年間出勤日数当てはめる年収600万円に相当すると思います。

年収300万円とだけ見ると給料が安い気がします。

しかし、休日や待遇などを見ると、決して安いとは言えないと思います。

異文化の壁

外国人留学生の場合、頑なに日本の文化を受け入れようとしない学生も少なくありません。

外国人を相手にいつも思うことは、時間を守らないということです。

かなり厳しく注意しても、必ず遅刻します。

余裕をもって行動するという学生は少ないです。

時間に厳しい日本人にとっては、かなりストレスに感じると思います。

彼らが日本社会に出たときのためにも、時間を守る習慣を教えていました。

しかし、2年間日本語学校で学んでも、最後まで習慣化できなかった学生が何人もいました。

まとめ:日本語教師になるなら四大卒が必須

今後、日本語教師を目指そうという人は、四大卒の資格が必須になりそうです。

また、最初は給料が安いため、長続きしない人も多いです。

長続きしない人の多くが、異文化の習慣や考え方に納得できない人です。

日本で暮らしているわけですから、海外から来た人がマナーを守るべきだという人です。

「郷に入っては郷に従え」という考え方です。

しかし外国人は、日本人以上に自国に誇りを持っている人が多いです。

自国の文化風習を絶対に曲げたくないという学生も多いです。

そんな留学生たちと気持ちを通わせながら、楽しく勉強できる人が日本語教師を長く続けられるだと思います。

  

日本語教師は、働き方次第では、給料も良くやりがいもある素晴らしい職業だと思います。

転職をお考えの方は資格取得を検討されることをおすすめします。

融通が利く職種なので、お子さんがいる共働き世帯にもおすすめです。

国家資格化の前今がチャンスです。

  

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