【幸福度を上げる】自分だけの人生の見つけ方

生活×心理学

本日は「自分だけの人生を見つける方法」についてお話ししたいと思います。

これはアメリカの経営コンサルタントのスティーブン・リチャーズ・コヴィーが書いた「7つの習慣」のひとつに出てくる考え方で、第2の習慣になります。

それでは早速、その方法について見て行きましょう。

「終わり」の設定

この第2の習慣では、「終わり」を設定すると言っています。

「終わり」を設定するとは、人生の目標を設定するということです。

そうすることによって今の「現在地」が分かって、迷わずまっすぐ目標まで向かうことができます。

これは「生産的な前進」のために必要なことです。

さらにコヴィー氏は「すべてのものは2度作られる」と言っています。

例えば、家が欲しいと考えているとします。

まずは設計図を書きます。どんな家が欲しいのか、間取りも考えます。

この設計図を描く作業が「知的創造」です。

そして設計図が完成したら実際に家を建てて行きます。

これが「物的創造」です。

何かを作るときには必ず2度、この作る作業をおこないます。

人生においても同じで、人生に置き換えたときの知的創造が「終わり」を設定するということです。

ようは人生の目標を設定するということです。

そして物的創造にあたるものが、「毎日を生きる」ということです。

人生の知的創造とは、「人生の脚本を書く」ということです。

自分の人生ですから、本来自分で脚本を書かなければなりません。

しかし、日々の忙しさにかまけて、これを怠ってしまうと、何となく毎日を送ることになります。

人生の脚本は自分で書く

何となく毎日を生きている人というのは、人生の脚本を自分で書いていない人です。

自分で書いていないわけですから、他人が書いた脚本で生きています

本来、自分の人生の脚本は自分で書く権利があるのに、他人に譲渡してしまっています。

このような人は、他人の評価を気にしすぎるという特徴があります。

人にはそれぞれ役割があります。

例えば、として、として、社会人として、学生として、息子として、として、上司として、部下として、他にもたくさん役割はあります。

これを他人の評価ばかり気にしてしまうため、「男なら強くなければいけない」とか、「女の子は優しくなければいけない」とか、「学生は毎日勉強するものだ」とか、「会社では多く残業してたくさん働いたほうが偉い」とか、すべて他人が決めた他人の価値観です。

昔よく聞いた「女の幸せ」という言葉も完全に他人の主観による価値観です。

この言葉を作ったのはおじさんじゃないかと思います。

だって「男の幸せ」という言葉はありませんよね。

おじさんが自分の都合のいいように女性を動かすために作った都合のいい言葉だと思います。

このような言葉や周囲の目を気にして、「30歳までに結婚しないと行き遅れたと思われる」とか、「会社を辞めて家庭に入ることが幸せだ」というのは完全に他人の価値観です。

この価値観に自分も共感して共有したいのであれば問題ありませんが、もし違うなら他人の脚本で生きていることになります。

こういった他人の評価を気にしすぎる人は、他人の価値観で書かれた脚本で生きている人です。

さらに問題なのはこれが無意識におこなわれていることです。

自分で脚本を書くということを意識していないため、多くの人が意識せず他人の書いた脚本で生きています

他人が書いた脚本を自分で書き換える

それでは、他人の価値観で書かれた脚本を自分の価値観で書いた脚本に書き換えるにはどうしたらいいでしょうか。

脚本を書くというのは知的創造です。

コヴィー氏は知的創造にはリーダーシップが必要だと言っています。

リーダーシップを語るにはよく似たような概念として扱われるマネジメントも知らなければなりません。

この2つは似ているようで全く違うものです。

リーダーシップとは、目標を決めることです。

この目標がなければ歩み出すことができません。

物事を始めるスタートとなる作業です。

次にマネジメントです。

目標はリーダーシップを発揮している人が決めていますから、マネジメントする人は、そこへ到達するための道順を考えます。

作業分担や作業効率、手順などです。

これらは目標がしっかりと決まっているから決められることです。

目標が決まっていないのに効率や作業分担を考えても意味がありません。

リーダーシップとは目標を決めること、マネジメントとは行動を決めることです。

必ず順番は目標・目的を決めてから行動することです。

しかし多くの人は作業効率や手順などに気を取られ、目標・目的の明確化を疎かにしてしまっています

この目標・目的の明確化がされていないために時間を無駄にしてしまっているわけです。

目的を明確化する

目的明確化されている場合と、曖昧な場合とで違いを見て行きます。

ともに「やりたいこと」があったとします。

目的が明確な場合は、「やるべきこと」と「やるべきではない、やらなくてもいいこと」が明確に区別できます。

「やるべきではないこと」はわかりやすいと思いますが、「やらなくてもいいこと」は目的が明確でない場合は非常にわかりにくいと思います。

これが明確に区別できることにより、主体的に行動を選択することができます。

「主体的に」というのは、自分で考えて行動ができるということです。

ようは他人の意見などに惑わされず自分でやるべきことだけを選択することができるということです。

これができるようになると作業効率や生産性は格段にアップします。

たとえ上司に「とりあえずこれもやっておけば?」などと言われても、必要ないとはっきりわかっていれば「しない」という選択ができます。

そうすることにより、目的の達成に最短で近づくことができます。

この最短というのがポイントです。

次に目的が曖昧な場合を見て行きます。

同じくやりたいことがあったとして、目的が曖昧な場合、「やるべきこと」と「やるべきではない、やらなくてもいいこと」の区別も曖昧になります。

先ほどもご説明した通り、「やるべきではないこと」は間違いにくいですが、「やらなくてもいいこと」は気づきにくいと思います。

判断を間違えて「やらなくてもいいこと」に時間を割いてしまい、後から後悔するようなことにもなりかねません。

この区別があいまいなことにより、行動の選択基準も曖昧になります。

選択基準があいまいになることにより、選択を間違えやすくなります。

先ほどと同様に上司に「とりあえずこれもやっておけば?」と言われると素直に従ってしまうことになります。

全く必要ない遠回りをしてしまうことになります。

余談ですが、この「とりあえずやっておけ」とか「人生に無駄なものはない」と言っている人は効率が悪かったり、生産性が低い人が多いと感じます。

目的がはっきりしていなかったり、きちんと理解していなかったりするため、区別ができない人です。

ようはリーダーシップがない人です。

このような人がリーダーや上司だったするとかなり厳しいです。

話がそれたので元に戻します。

行動の選択基準が曖昧なため、「やらなくてもいいこと」までやってしまいます。

結果、目的の達成にまっすぐ向かえないということになります。

遠回りばかりをして時間を無駄にしてしまいます。

ミッション・ステートメントの作成

目的が明確化できるようになったら次はミッション・ステートメントの作成に入ります。

ミッション・ステートメントという言葉は、企業でよく使われる言葉です。

ミッションとは「使命」、ステートメントとは「声明」のことです。

企業の使命を声明として発信する」というような意味です。

みなさんが働いている職場でも「社是・社訓」や「経営理念」があると思います。

多くの会社では朝礼などで「社訓」の唱和をおこなっていると思います。

これは毎朝、価値観や社会的使命を確認して、その日一日の行動の指針とするためです。

ぼんやりした価値観や使命、行動指針をはっきりと具体化させる働きがあります。

これを個人でも作ったほうがいいとコヴィー氏は言っています。

ミッション・ステートメントを個人に当てはめた場合は、「理想的な自分の在り方」になると思います。

これをノートなどに書き出します。

例えば、「人にやさしくできるような余裕がある人間になりたい」とか、「被災者などを助けるボランティア活動がしたい」とかです。

自分の信念価値観を見つめなおして、どんな人間になりたいのか、本当にしたいことは何かを書き出します。

ミッション・ステートメントの書き方

具体的にミッション・ステートメントの書き方について見て行きます。

まず原則に基づいて書くことを意識しましょう。

原則とは、国や時代を超えて変わらぬ価値があるものです。

具体的には、公正誠実勇気努力貢献などです。

人を騙したりしない誠実さや差別をしない公正はいつの時代、どこの国でも認められる価値があるものです。

危険にさらされている人を身を挺して助ける勇気社会貢献などもそうです。

こういった国が違っても時代が変わっても変わらない価値があるもの」に基づいてミッション・ステートメントを作っていきます。

そうすることにより、この先、時代が変わっても、住む場所が変わっても、自分の目標を変えることなく目標達成にまっすぐに向かっていけます

1.自分が大切にしたい価値観

最初にすることは、自分が大切にしたい価値観を書き出すことです。

誠実さ努力勇気思いやり社会貢献、なんでもいいと思います。

人それぞれ価値観が違いますから、ご自身で自問自答してください。

先ほどの「原則に基づく」ということだけは念頭に入れおいてください。

2.自分の役割の整理

次に自分の役割を整理します。

として、として、息子として、として、社会人として、上司として、部下として、みなさん、色々立場があって役割があると思います。

これから先、立場も変わっていくと思います。

その場合は、もう一度ミッション・ステートメントを書き直します

まずは今現在の立場、役割で考えてください。

3.実現したい在り方

次に1と2を踏まえて実現したい在り方について考えます。

例)

私は上司として部下の育成に貢献したい

私はとして妻に誠実でありたい

私はとして両親の期待に応えられるように努力し続けたい

ご自身の信念や価値観に基づいて決めてください。

4.文章化して定期的に見直す

最後にそれができたら整理して文章化してください。

ノートに書いても、パソコンやスマホに書いてもいいです。

これを定期的に見直してください。

そうすることによって、何か重要な決断をしなければならないときに「他人の価値観」や「一時の感情」に流されずに正しく判断することができます。

大切なことなのでもう一度復習します。

第1に、自分が大切にしたい価値観について考えます。

これは原則に基づいた「誠実勇気思いやり貢献努力・・・」などがいいでしょう。

第2に、現在の自分の役割を整理します。

として、として、として、として、息子として、として、上司として、友人として、

現在、自分が担っている役割について考えてください。

第3に、1と2を踏まえて実現したい在り方を考えます。

「私はとして妻に誠実でありたい」

「私はいじめられている友達がいたら、見て見ぬふりをしない勇気がある人間になりたい」

なりたい自分を想像してください。

そして最後にそれをまとめて文章化して、定期的に見直しましょう。

【まとめ】自分だけの人生の見つけ方

本日は、自分だけの人生を生きる方法をご紹介しました。

まずは「終わり」を設定しましょう。

「終わり」とは目標目的のことです。

そしてその目的を明確化するために自分自身にリーダーシップを発揮してください。

最後にミッション・ステートメントを作成して定期的に見直しましょう。

これができれば、今まで他人が書いた脚本で何となく生活していた人も、きちんと自分で書いた脚本で生きていくことができます。

他人に影響されることなく自分だけの人生を見つけてください。

きっと人生の幸福感も増すことでしょう。

タイトルとURLをコピーしました